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その時だけ、良い姿勢

執筆者の写真: 大輔 新江大輔 新江

 姿勢を良くしましょうと子供の頃から言われていると思います。最近では反り腰の方が増えてきていると言います。単に姿勢を良くするのであれば背筋を伸ばしてピンとすればいいんです。でも、運動学的に考えてみると背筋を伸ばしていると腰を痛めたり、首や肩が痛くなったりします。原因はその時だけ良い姿勢だから。ちゃんと良い姿勢になるためには体の使い方が重要になります。

 同じ事が言えるのが、ボキボキ鳴らしたり、マッサージだけで良い姿勢にはなりません。骨盤矯正(実際は骨盤は矯正という概念が解剖学的、運動学的にはありません)で姿勢が良くなるのはそのときだけ。お店を出て、30歩くらい歩いたら元通りです。

 先にも述べましたが、姿勢は体の使い方です。姿勢と運動を同じように考えて欲しいのです。良い姿勢は良い運動に繋がります。逆に言うと、立ち上がって歩き出す瞬間を切り抜くと、良い立ち姿勢がそこにあるわけです。

 ボキボキしたり、マッサージやストレッチだけで気持ちよくなるのと、姿勢矯正は全く違います。本当に姿勢を良くしたいのであれば、運動を取り入れていくことが大切です。

 リハビリでは、あなたの姿勢や運動を観察、体の状態を検査して、総合的に姿勢の問題を分析して、体に足りないものを補うように、必要な筋間リリースや、体の使い方を簡単にトレーニングをします。立つときに、座るときに、この場所が使えるようになっているかを確認、そして理解できるまでしっかりとサポートします。

 
 
 

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