パーキンソン病の主な治療は薬物療法とリハビリテーションになります。パーキンソン病は進行性の疾患であるため、初期からのリハビリテーションが重要であると言われています。パーキンソン病のガイドラインという文献からの引用ですが、パーキンソン病の初期の状態で、一方には服薬のみ、他方には服薬とリハビリを行なった場合、半年後には服薬とリハビリを行なった方が身体機能(バランスや筋力、柔軟性など)に良い結果が現われたとされています。
しかしながら、パーキンソン病の初期ではリハビリを十分に行える施設が少ないことが問題とされ、専門的なリハビリが出来ず、自己流で運動を行なっている方が多くいます。医療機関ではリハビリを続けるためには日数の制限があり、介護保険の場合はパーキンソン病の初期では介護度がつけられず介入自体が難しい状態です。
では、パーキンソン病の初期の方は自己流のリハビリでよいのか、それともジムでパワートレーニングを行なうのがよいのか。
絶対的な答えはありませんが、当施設では自費(保険外)によるリハビリが行えます。理学療法士による専門的なリハビリが出来ます。例えば、月に一回程度の自費リハビリとセルフケアを織り交ぜて行なうことで、自己流よりは遙かに効果は得られます。もちろん、月に一回程度の自費リハビリとジムでのトレーニングを織り交ぜても更に高い効果が得られます。
必要な事は定期的に理学療法士による体の状態を確認することです。何が必要かを明確にして、しっかりとリハビリを進めていくことが大切になります。
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