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筋肉痛は不必要?

 当施設では、リハビリを提供しております。リハビリの内容としては筋のリリースやストレッチ、身体機能トレーニング、応用動作トレーニングなどを行なっております。リハビリを行なった後、筋肉痛になる方もいらっしゃいます。 本日は、当施設に通われている方の質問、「筋肉痛が必要か、不必要か。」のご相談です。

 そもそも、筋肉痛というのは、トレーニングをした際に、筋肉へ過剰なストレスがかかり、筋線維が切れて生じる炎症の事です。少し前までは乳酸によるものと言われていましたが、近年の研究によって乳酸はエネルギーとして再利用できるもであるということがわかり、筋肉痛の原因にはならないといういことになりました。

 この筋線維が切れて生じる炎症が筋肉痛の原因である、ということです。そして、この筋線維が切れることで、新たに作られる筋線維がより太くなることで筋肥大となる、つまり筋肉が太くなり、いわゆるたくましい体に変化していくと言うことです。

 筋肥大の通説としては、24~48時間で超回復が生じることで、筋線維が肥大すると言われております。しかし、2011年のkyleらの研究によると、筋肉痛がある場合と、ない場合のそれぞれにおいて、筋肥大の差はないとする報告があります。これによると、つまり筋肉痛はそれほど必要ではないといえます。

 しかし、筋肉痛がないと強くなっている感じがしない、満足しない。ということがありますので、多少の筋肉痛は必要なのかもしれません。

 私の見解としては、筋肥大に必要な負荷量を調整してトレーニングを行なうとしています。なぜならば、必要以上の筋肉痛は翌日のパフォーマンスの低下に繋がるからです。あくまでリハビリという観点から考えると、生活や仕事、運動のためのリハビリですので、毎日出来ることを優先するからです。

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