top of page

神経難病にもリハビリが効果的です

執筆者の写真: 大輔 新江大輔 新江

 神経難病とは、脳や神経に発症する難病で、原因や治療法がはっきりとしていない疾患の総称です。パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症、多発性硬化症、脊髄小脳変性症などが代表的な疾患となります。

 神経難病の主な症状は、関節の可動域が低下する、筋力が低下する、手足が震える、バランスが悪くなる、話し難くなる、飲み込みが辛い、など様々な症状が出現します。

 そのような疾患に対してリハビリはどのような効果があるのか。

 厚生労働省の報告では、リハビリテーションには薬物療法と同程度の効果があるとされています。そして、リハビリを継続して行なうことで、疾患自体の症状が進行したとしても、自分のことはある程度自分で出来る状態が維持出来る、とも言われています。

 リハビリ自体は、魔法ではありません。

 しかし、現在の体の状態、そして今後どのように変化していくかを予測する、それらから体に必要なリハビリを提供することが出来ます。

 つまり、何が不足している、それにはどんな運動が良いか、どの程度の負荷量にするか、など、体に合わせてリハビリを進めることが出来るのです。

 例えば、脳や神経を直接触ることは出来ませんが、それによって出現している麻痺や失調などの症状に対して、どこをどのような刺激をすることで変化が現われるか、などを見極めて適切なリハビリを行なうことが出来るのです。

 これは、説明より実際にリハビリを受けた方が分かりやすいかと思われます。

 施設に来るのが難しいという方は訪問も行なっております。

 諦めていない方、リハビリをもっとしたい方。

 どのような方を行ないますので、一度ご連絡頂けると幸いです。

 
 
 

最新記事

すべて表示

すくみ足の専門リハビリ

なぜ、すくみ足となるのか分かっていますか。病院のリハビリで線を跨いでいる、声かけのリズムで歩いている。そのリハビリの理由が分からないと、応用的な動作までリハビリが繋がらないし、もっと出来るはずが、出来ないままの状態になります。...

パーキンソン病の6割程度が専門的な運動療法を受けていません。

当施設で自費によるリハビリを受けられるパーキンソン病の方は70歳よりも若い場合がほとんどです。その方々は、これまで専門的な運動療法(リハビリ)を受けたことがない方です。  ある県のパーキンソン病の方に対するアンケート調査によると、そのうちの6割程度の方が医療機関での専門的な...

介護度をもらえない脳卒中後遺症

題名にあるように、脳卒中後遺症でも比較的軽症の方、年齢が若い方など、一定の条件があると介護度がつかず、介護保険によるリハビリが出来ない場合があります。  今回は、介護度がもらえず自分でリハビリを続けていたけど、なかなか上手くいかず当施設に来た方です。...

Comments


​あなたの“もっと”を叶えたい

自費リハビリ『となり』

営業日 :毎日営業

営業時間:7:00~21:00(月木のみ19:30~21:00)

電話  :080-6451-8603

Eメール :rihatonari@gmail.com

住所  :松本市出川町6-8、うすいクリニックさま隣

​     南松本駅より徒歩13分、お車5分

bottom of page