top of page
検索

原因不明の頭痛をどうにかして。

 頭痛にお悩みの方のご相談です。頭痛が続いており、整体や整骨院に通っていたが全く変わらない状態でした。脳神経外科や耳鼻科、内科、整形外科など受診したが頭痛の原因となるものは分からず、どうしたらよいかと当施設にご相談くださいました。

 当施設は理学療法士が運営しており医学的な立場で症状を判断します。そのため、頭痛があるならばMRIやCT、血液検査などお勧めするところですが、既に医療機関に受診済みであり、問題となるような検査結果はなかった、原因不明だったとのことです。そのほかに考えられることは筋性の頭痛(首回りの筋肉が固まった事が原因の頭痛)ではありますが、整体や整骨院で首回りを中心に行なった施術では改善がなかったと言うことでした。

 現在は頭痛薬を使用することで、どうにか頭痛をコントロールできているが、徐々に使用頻度や使用量が増えてきている、痛みは常に午後に出る、夜も辛くて眠れないといった症状があり、大変苦しそうな状態でした。

 相談後に施設にお越し頂き、実際に体の状態を検査、確認したところ、肩甲骨の周りには問題となるような筋肉の硬さは認められませんでした。しかし、骨盤帯(腰からお尻)に異常な不安定(ふらふらする感じ)を確認しました。骨盤帯が不安定になるような姿勢をとらせると、肩甲骨周りに力が過剰に入るため、骨盤帯の不安定が頭痛の問題と結論づけました。

 リハビリとしては、骨盤帯の筋肉の柔軟性を改善させること、体幹の強さを引き出して骨盤帯の安定性を改善させることの二点を徹底的に行ないました。リハビリ後は肩、首回りの軽さを感じたという程度でしたが、自宅でのセルフケアを継続するようにお願いをしました。

 1週間ほど経過して、ご連絡がありました。

 頭痛が改善したとのことでした。

 今まで感じていた頭痛がなくなり、頭痛薬も使わないようになりましたとの嬉しい報告でした。リハビリの経過としては順調ですが、リハビリの内容としてはまだスタートに立ったところですので、引き続きお体の状態に合わせてリハビリを進めていきます。

 お体に悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。お待ちしております。

 

 
 
 

最新記事

すべて表示
パーキンソン病の人は疲れやすい。

パーキンソン病の主症状として、安静時振戦、筋固縮、動作緩慢、姿勢反射障害といわれております。それらの主症状の影響により、関節の柔軟性が低下する、筋力が低下する、バランス能力が低下すなどの二次的合併症が引き起こされるため、その二次的合併症に対するリハビリは病期の進行を予防する上でも重要なアプローチ方法になります。  当施設でも、パーキンソン病患者さまに対して、お体の様子に合わせて、体の柔軟性を作る、

 
 
 
変形性膝関節症は予防が大切。

膝の痛みがあって、病院に行きました。レントゲンを撮り、診断結果は変形性膝関節症でした。電気治療をして、薬を処方されて、また一ヶ月後の診察。この膝の痛みはよくなるでしょうか。とのお問い合わせです。  まず始めにお伝えしておくべきは、変形性膝関節症を治すことは、手術以外にはあり得ません。どういうことか説明すると、変形性膝関節症は関節の変形、つまり骨の変形になります。ボキボキ整体をしても、リハビリをして

 
 
 
なかなかよくならない腰痛。

腰痛は、日本人の8割が一度は経験します。しかも、現時点でも3,000万人が悩んでいるという統計データがあります。そして、そのほとんどが原因が分からない。これは原因がレントゲンやMRI、血液検査などにより明らかに出来ないものです。つまり、しゃがむと腰が痛いという場合に、何かし...

 
 
 

コメント


​あなたの“もっと”を叶えたい

自費リハビリ『となり』

営業日 :毎日営業

営業時間:7:00~21:00

    (月木7:00~12:00、19:30~21:00)

電話  :080-6451-8603

Eメール :rihatonari@gmail.com

住所  :松本市出川町6-8、うすいクリニックさま隣

​     南松本駅より徒歩13分、お車5分

bottom of page