top of page
検索

痛みを散らすとか意味ないです。

更新日:3月12日

 今回はお問い合わせを聞いていて、とても腹が立ちましたので少し攻撃的な題名になってしまいました。

 痛みを散らすという治療を受けた方からの質問で、『痛みを散らすことで良くなります』といわれて治療を受けている。通っている。けど、全く良くなりません。痛みが散りにくい体質と言われています。とのことでした。

 確かに、リハビリをやっていても効果を得る場合に、試行錯誤することがあります。それはリハビリを受ける側には全く問題がありません。問題があるのは、むしろ私の方で、あなたの痛みの問題、良くなるためのきっかけ、ポイントがまだしっかりと掴めていないことが問題です。しかし、リハビリを繰り返していると、問題が見えてきます。ここだってなるわけです。

 でも、今回の相談された方は、明らかに治療を受けている側に問題があると言われている。それはさすがに無理があると思います。そして、『痛みを散らす』???。これって良くするとは言っていませんよね。そもそも散らすとはどういうことなのでしょうか。

 グーグル先生で調べたところ、散らすとはあちらこちらに配る、ふりまく、気持ちをあちらこちらに向けて集中力を無くする、とありました。確かに、痛みを散らすは、良くするではないですね。むしろ、体のあちらこちらに痛みを広げる、相談者の方も同じ事を言っていました。

 結論、痛みは散らしちゃいけません。

 どのような施術?をされているのか聞いてみても、解剖学や運動学、生理学などを勉強されている方がするような施術?ではないなと思いました。実際は分かりませんが。

 ちなみに、最低限、痛みについて、生理学的機序を説明できること、それは施術者として必要な知識です。例えば、夜間痛と日中の痛みの違い、運動時や運動後の痛みの違いなど、まだ細かくありますが。夜間痛については炎症が主です。夜間痛が強い場合には炎症の軽減を優先するため、痛みのある場所に対して激しいアプローチは避けることが基本です。

 ご相談は、ご自由にどうぞ。

 相談されたものを全てこちらに記載しておりません。こちらに記載して良いかの可否を確認した上で、良いと言われた方のみ記載しております。

 慢性的な痛みでお悩みの方がいらっしゃいましたら、当施設のリハビリを受けて下さい。ご予約はこちらをクリックしていただき、60分のリハビリを選択してください。リハビリは問診の他に60分行ないます。お越しの際は動きやすい服装でお願いします。

 結果でお応えいたします。

 
 
 

最新記事

すべて表示
パーキンソン病の人は疲れやすい。

パーキンソン病の主症状として、安静時振戦、筋固縮、動作緩慢、姿勢反射障害といわれております。それらの主症状の影響により、関節の柔軟性が低下する、筋力が低下する、バランス能力が低下すなどの二次的合併症が引き起こされるため、その二次的合併症に対するリハビリは病期の進行を予防する上でも重要なアプローチ方法になります。  当施設でも、パーキンソン病患者さまに対して、お体の様子に合わせて、体の柔軟性を作る、

 
 
 
変形性膝関節症は予防が大切。

膝の痛みがあって、病院に行きました。レントゲンを撮り、診断結果は変形性膝関節症でした。電気治療をして、薬を処方されて、また一ヶ月後の診察。この膝の痛みはよくなるでしょうか。とのお問い合わせです。  まず始めにお伝えしておくべきは、変形性膝関節症を治すことは、手術以外にはあり得ません。どういうことか説明すると、変形性膝関節症は関節の変形、つまり骨の変形になります。ボキボキ整体をしても、リハビリをして

 
 
 
なかなかよくならない腰痛。

腰痛は、日本人の8割が一度は経験します。しかも、現時点でも3,000万人が悩んでいるという統計データがあります。そして、そのほとんどが原因が分からない。これは原因がレントゲンやMRI、血液検査などにより明らかに出来ないものです。つまり、しゃがむと腰が痛いという場合に、何かし...

 
 
 

コメント


​あなたの“もっと”を叶えたい

自費リハビリ『となり』

営業日 :毎日営業

営業時間:7:00~21:00

    (月木7:00~12:00、19:30~21:00)

電話  :080-6451-8603

Eメール :rihatonari@gmail.com

住所  :松本市出川町6-8、うすいクリニックさま隣

​     南松本駅より徒歩13分、お車5分

bottom of page