膝の痛みはトレーニング?
- 大輔 新江
- 2025年9月25日
- 読了時間: 2分
加齢により徐々に体の節々に痛みが出るようになります。その中でも膝の痛みは代表的です。例えば、椅子からの立ち座り、階段の登りや下り、歩き出しなど、生活の動作の様々な場面で痛みを感じることがあると思います。
膝の痛みで注意したいのが、膝の関節の炎症、半月板の損傷、変形性膝関節症など。それぞれの症状は病院に行くことが最優先となります。自己判断で様子を見ることもあると思いますが、1週間も経過して痛みが続くようならしっかりと医療機関に相談することを強くオススメします。
ただ、膝の痛みを感じるようになったときに、「年のせいだから力をつけないと更に痛みが強くなる」と、安易に考えてしまいます。実は、その痛みがあって、すぐにトレーニングという発想はとても危険です。病院で勤めていた時の経験として、膝が痛くなったからトレーニングをして更に痛みが強くなったという方を何人もリハビリをしました。
膝の痛みの原因は、先に述べたように様々な症状が問題となることがありますが、それ以外の場合、特に膝の周りの筋肉の疲労によるものが原因の大半を締めています。つまり、加齢により徐々に新陳代謝が低下して、日々の疲れがとれない。その結果、膝の周りの筋肉が疲れ、限界を超えたときに痛みが出るということです。その状態にあると、無理なトレーニングは、状態を悪くさせることはあっても、良くなることはありません。
では、何が必要なのか。膝の状態に合わせたリハビリです。どの動作が、どんな時に、どの筋肉に、どれくらいの負担をかけたのか、という状況を判断できるのはリハビリによる検査しかありません。痛みの原因がわかれば、その原因に対してアプローチをすることで痛みの状況は飛躍的に変わってきます。最終的にはセルフケア、動作指導などをお伝えすることが必要です。当施設では、膝の痛みの状態にもよりますが、平均で月に2回からリハビリを開始し、5~6回程度で痛みの状態は変わってきます。その後は半年程度まで月に1回ほど様子をみてリハビリを卒業するという流れになっています。
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